霊の囁き

昨日、山道を友達とドライブしていた。雨がちょこちょこ降っていて、山が霧に覆われたため、とても神秘的な風景だった。道の左手側に振り向くと谷間が見えるはずの緑樹の間隙が薄灰色で何も見えない。車が走っているところに霧が、奇妙な煙のように漂ってくる。
聞こえるのは車の音だけ。このしんとしている地に車のエンジンを切れば濃い静寂の中。うん、その静寂を触れられるくらいに静かなんだ。
車から出て歩き回る。遠くまでは見えないが、ダムがあって、その下に公共施設らしき公園が昔の屏風の絵みたいに見えたり霧で遮られたりする。
そしてふと見れば石碑が孤独にも道脇に立っている。「雨山合戦碑」とある。石碑の後ろをのぞくと、こう書いてある。
雨山合戦
弘治二年八月四日阿知波城主定直が今川に反し、東三河
七将と戦った。攻めてきた野田城主管沼定村は、この地に
て討死した。ここに定村と戦死の霊を祀っている。
七将と戦った。攻めてきた野田城主管沼定村は、この地に
て討死した。ここに定村と戦死の霊を祀っている。
平成四年四月吉日
大字雨山区民一同建立
大字雨山区民一同建立
古戦場だ。自分を取り巻く風景がいかにも相応しい。
歴史がほとんど忘れたこの戦場で何人が主に命を捧げたのだろうか。結局なんのために最期を遂げたのだろう?
その霊はまだ生きているだろう?この物音もない地で心を清めて耳を澄ませば彼等の声が不思議に聞こえてくる気がする。いったい何を言いようとするのだろう?
やっぱり今の平和な生活は貴重だ。戦、戦争、人の殺し合いを忘れてはいけない。きっと、そんな囁きが微かに聞こえた。
歴史がほとんど忘れたこの戦場で何人が主に命を捧げたのだろうか。結局なんのために最期を遂げたのだろう?
その霊はまだ生きているだろう?この物音もない地で心を清めて耳を澄ませば彼等の声が不思議に聞こえてくる気がする。いったい何を言いようとするのだろう?
やっぱり今の平和な生活は貴重だ。戦、戦争、人の殺し合いを忘れてはいけない。きっと、そんな囁きが微かに聞こえた。


6 件のコメント:
三河さんの詩的な表現と写真とが相まって、すごく幻想的な感じが伝わってきたよ~!
霧の中ってなんか独特の雰囲気があるね。
自分は免許持ってないので、ドライブは連れていってもらうばっかりやけど、知らない場所に行くのは楽しいね!
三河さんは免許持ってる?
Q
持っているよ。山口県に住んでいた頃にとったが、もう4、5年前ぐらいかな?
きれいな言葉は三河おっさんの頭から出たよ!
雨山は本当に面白い場所だったね。
山道は静かし、美しいし、それですばらしい。
僕の場合は山にリラックスができる。
道が狭いから、時々ちょっと危ない。
うん、今の平和な生活はいい。
未来に戦争は絶対にもう一度来ると思う。
残念だけど、人間のしかただと思う。
でも、時々一時的な平和が可能になる。
だから、今平和を楽しもう。
今は平和だって、どこのこと?確かにイラク戦争はまだまだ続いていて、今はペレスティナとイスラエルが戦争に入っているらしい。地球のどこでも戦争があれば平和じゃないのではと思っている。
もちろん、それに対して、戦争に直接に巻き込まれていなければ平和だけどね。世界は真の平和になりますように。。。
世界平和は高いご注文だ。私も、パレスチナ問題やイラク戦争の解決を祈っているが、たとえそれらが解決されても地球のどこかで人間の間の紛争は残るだろう。
だから私のいう「今の平和の生活」は個人の問題だと思う。世界中が平和になるのはすばらしい理想だけどはっきりいって、地球に人間が存在する限り、それは無理に近いと思う。
かといって、絶望するどころじゃない。ただし、平和に対する期待が叶わない覚悟をすべし。
そうだけど、グローバル化している今日の頃には局地的な闘争だとしても、世界中で影響が感じられるんだね。そう言っても、三河の言葉がわかるよ。
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